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中禅寺湖畔のピゴットの滞在地?

明治時代初期に来日した英国人ピゴットは,来日直後,夜の中禅寺湖畔で,対岸の神社への参拝者が灯した無数のロウソクが湖水を照らす中,突然に聞こえてきた明るくやわらかな尺八の音色に感動し,それが一つの動機になって大著「日本の音楽と楽器」を執筆しました.

今年,栃木県は中禅寺湖の畔にある旧英国大使館別荘をリニューアルして英国大使館別荘公園として整備し,7月1日に開園しました.

この旧英国大使館別荘は,元英国外交官のアーネスト・サトウが個人の別荘として建設したものです.いろは坂を登りきって中禅寺湖に面し,右に折れると中宮祠の門前町の街並みがあり,一方,左に折れると外国人の別荘地があり,その中に建てられています.

アーネスト・サトウは1896年に別荘を建てました.ピゴットが来日したのは1889年頃ですので,この別荘がまだなかった時代ですが,おそらくこの別荘地のどこかに滞在したのではないかと思います.対岸に神社が見えたと記述しています.この別荘地の右対岸に二荒山神社中宮祠がありますので,その点からもここが滞在地だろうと推測されます.

さて,ピゴットの聞いた尺八はどこから聞こえてきたのでしょうか.

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