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塩見鮮一郎「江戸の貧民」

塩見鮮一郎(2014)「江戸の貧民」 文藝新書

978-4-I6-660992-5

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身分制度が厳格だった江戸時代には,一方でその身分制度からはみ出した者たちがいました.街中の宗教者,芸人,そして虚無僧たちです.本書は大都会江戸の 社会を調べ,そのような者たちが,赤貧の生活をしながらも,社会の中でたくましく生きて,また社会からも必要とされていた存在だったとを説明しています. 虚無僧についての記述は,主に武田鏡村(1997)「虚無僧 聖と俗の異形者たち」を引用しているようですが,虚無僧を「身分外」に生きた者たちの中に位 置付ける見方は,その姿を鮮明にするように思います.

第Ⅰ章 水難のエルドラド
第Ⅱ章 なぜ浅草弾左衛門
第Ⅲ章 膨大な勢力の車善七
第Ⅳ章 乞胸や願人,そして虚無僧
第Ⅴ章 香具師の愛嬌


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