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鬼頭勝之編「虚無僧雑記」

鬼頭勝之編(2004)「虚無僧雑記」ブックショップマイタウン刊

この本を入手しました.

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江戸時代末期から明治に書かれた文献「虚無僧雑記」の影印印刷の本です.

編者の鬼頭氏によれば,「虚無僧雑記」の由来は次のとおりです.「虚無僧雑記」は奥村得儀の著で,小寺玉晁による右傍,朱注が記入されている.こうして残されている「虚無僧雑記」は玉晁による1843年(天保14年)の写本で,その後何人かの者によって1871年(明治4年)まで追記されている.

影印を見ると,少し前の虚無僧関係書籍に江戸時代の虚無僧について引用文献の記述が無く記述されている内容とよく似ていますので,それらは案外このような資料からの引用なのかもしれません.挿画もどこかで見たようなものが多くありました.

ただし,毛筆手書きの影印なので私は半分も読めません.いつかゆっくり考えてみたいと思っています.

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阿部弘編「日本の美術2 No.117 正倉院の楽器」

阿部弘編(1976)「日本の美術2 No.117 正倉院の楽器」至文堂

この雑誌のバックナンバーを入手しました.正倉院に保存されている楽器の特集号です.

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○カラー図版
  刻彫尺八(表面・裏面)


○正倉院楽器の由来 

   尺八にも言及されています.各楽器の目録との関係,保存状況の説明です.

 

○正倉院楽器の種類
  尺八
    玉尺八/尺八/樺■[まき]尺八/刻彫尺八/彫石尺八

   各楽器の詳しい解説が,尺八については2ページにわたって記述されています.

  白黒図版
    玉・竹・樺■[まき]・彫石(表面・裏面)


○弾弓と香印坐に描かれた楽器

   尺八演奏者の姿が描かれています

なお,現在,正倉院のHPで,これらの楽器の鮮明な画像が見られます.

これらの尺八は,わたしたちの所謂虚無僧尺八と比較して,発音機構が似ているというだけの共通点を持つ楽器ですが,全く別の楽器と考えたいと思っています.

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