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北条天満神社「虚無僧塚」(姫路市)

姫路市の「虚無僧塚」を見てきました.

姫路市のJR姫路駅の南東,徒歩5分くらいのところに北条天満神社があり,その参道入り口に「虚無僧塚」の石碑があります.

この地域に残された伝説は以下の通りです.

「平安時代中期のこのあたりは竹藪となっていて,そこには八つ目イタチという妖怪が住んでいて,田畑を荒らしたり,毎年人身御供を求めたりして村人を苦しめていた.ある年,この地を訪れた音連れた諸国行脚の虚無僧がこの妖怪を退治した.村人はこの虚無僧を大恩人としてこの地にとどめ,天寿を全うした場所である虚無僧山に塚を建てた.」

当然ながら平安時代に虚無僧はいませんのでこれは後日の説話です.私はこの伝説を以下のように読みました.

「村の近くに盗賊が住み着いて,村を襲い収穫物を奪ったり人さらいをした.そこに流浪の浪人がやってきて盗賊を退治した.村人はこの浪人を手厚く敬った.」

説話自体は,虚無僧が定着した江戸時代中期以降に作られたものでしょう.

P9160012  P9160008

参考
広報ひめじ2008年9月6日号
虚無僧塚石碑の裏に書かれた由来記

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