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樋口一葉「たけくらべ」

青空文庫からの引用です

「たけくらべ」(1896年)

初出は1895年(明治28年)~1896年(明治29年)

明治初期の東京吉原界隈の風景です.

17,8歳の若者たちが集まって,ちょっと悪ぶって遊んでいます.そういう時に「腰に尺八」を差すことが「伊達」とみられていたようです.彼らが尺八でどういう曲を演奏していたのかということも含めて,今では,少々,想像のつきがたいものがあります.


此界隈に若い衆と呼ばるゝ町並の息子、生意氣ざかりの十七八より五人組、七人組、腰に尺八の伊達はなけれど、何とやら嚴めしき名の親分が手下(てか)につきて、揃ひの手ぬぐひ長提燈、賽ころ振る事おぼえぬうちは素見(ひやかし)の格子先に思ひ切つての串戲も言ひがたしとや

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