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那智俊宣「サンデー毎日叢書 第六編 日本音楽の聴き方」

那智俊宣「サンデー毎日叢書 第六編 日本音楽の聴き方」
1924年(大正13年)  大阪毎日新聞社
(著作権保護期間満了)

国立国会図書館で公開されている本です.

Nachi

那智俊宣(1875-1931)は箏曲家,・日本画家,別号で鈴木鼓村 .本書では日本音楽全般の歴史と26種の日本音楽ジャンルについてのそれぞれの歴史と現状を記述しています.尺八はその26章のうちの最終章に書かれていま す.

尺八について読んでみると,厳密に資料に基づき考証したというものではなく,当時の通説を取りまとめたもののようです.逆に言えば,当時,通説として どのようなことが言われているかということがこの記述からうかがわれます.

一方,この本が書かれた大正期に行なわれていた「虚無僧」について次のような記述があり,著者は批判的だったようです.

[江戸時代に]この兩派[←京都明暗寺派と一月寺の金先派のこと]の虚無僧が尺八を以つて、諸方を觀化したことは、現代は其扮態に面影を留めて、其實質と、技藝の堕落は寧ろ唾棄すべきものがあります。

記事の全文は長いので国立国会図書館か,私のHPでどうぞ.

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