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徳富蘇峰「閑話休題」

国立国会図書館の蔵書です.

徳富蘇峰「閑話休題」1908年(明治41年)  民友社
(著作権保護期間満了)

明治から昭和にかけてジャーナリストとして活躍した徳富蘇峰が書いた本です.蘇峰は政界に近いところにいたジャーナリストですから,その人脈で得た情報でしょう,当時の著名人の小さな逸話が書き綴られています.その中の一節です.

遞相(ていしょう)の禪と尺八
山縣遞相は何處にか超脱した所があるので禪學でも遣つたことでもありはしまいかと或る所で話が出たら或る遞相を知れる人が云ふには遞相は先年肺病の氣味が あつたので頻(しき)りと養生方(やうじやうはふ)を研究し其時に禪と尺八とを熱心に遣つた尺八は今日でも隠藝(かくしげい)の一つで尺八にかけては中々 に通達して居て講釋でも始めようなら一時間位は滔々と遣る


「遞相」の名前が書かれていませんが,年代から推察すると山縣有朋の養子の山縣伊三郎(1958-1927)だろうと思われます.山縣は逓信大臣を1906年から1908まで勤めました.

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