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藤井知昭・山口修・月渓恒子編「楽の器」弘文堂

たまたま立ち寄った古本屋さんで,以下の本を見つけました.

藤井知昭・山口修・月渓恒子編「楽の器」弘文堂 1988年

楽器に焦点をあてた(当時の)若手研究者の17のエッセイが掲載されています.
その中で,尺八古典本曲の尺八の演奏について2つのエッセイがありました.

瀬山徹「人さし指の魔術 -尺八本曲にみる楽器と身体」
志村哲「音の息吹き -尺八奏法の生成と変化」

いずれのエッセイも,音楽を,楽器から発せられる音からのみから捉えるのではなく,演奏するという行為を含めて音楽を考えるというアプローチを示しているように思われます.この点について瀬山氏は尺八の指使いから,志村氏は息の使い方からの考察を提案しています.

楽器演奏における身体性の視点からの尺八音楽への理解の道だろうと思います.

これらの短いエッセイではまだその検討過程までは論述されていません.その後22年を経過して,各氏の研究がどのように発展したのか興味があります.

Fujiis

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