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藝術新聞:その2 藤田松調インタビュー

前回に書いた藝術新聞に藤田松調へのインタビューが掲載されていました.

松調流の開祖 尺八藤田松調君を訪ふ:1916年(大正5年)9月20日 第122号

松調流は宗悦流に属するもので,尺八の関西音符に半音の表記などに西洋の音符を混ぜて,「所謂和洋折衷的のものを創作した」ものとしています.奈良で盛んに行われていますが,大阪ではそれほど広まっていなかったそうです.

ただ,藤田松調(1910年:明治43年)「尺八音譜解説」に練習曲が掲載されているのですが,その楽譜をみてもどの点が和洋折衷かが,わかりません.清書した伝統楽譜に見えます.

尺八を構える姿勢について説明した後,尺八が健康に良いことが強調されていて,「私は尺八を始めてから今年で二十有余年間ですが一度も医師の厄介にあつた覚えがありません.お医者さんからは嫌ものとなつて居りますハハゝゝ」と,言っています.

記事の内容は概ねそれだけです.藝術新聞なのですから尺八の芸術性についても少しは扱ってもらえなかったかなぁと思います.

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