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尺八池(京都市)

以前にこのblogでその存在を紹介した京都市の「尺八池」に行ってきました.

京都の市街地西北の大徳寺から少し先にいった山の端にありました.もともとは農業用水の貯池として造られたもののように見受けられました.現在はこの下流に水田はほとんど残ってはいません.ネット上で調べるとこの池はかなり古いもののようですが,なぜこの池が「尺八池」という名前になっているのかは判りません.下流側の堰の上,池への入り口付近には小さな石碑がありました.私が訪問した時は土砂降りの雨だったので石碑の解読は諦めました.ネット上では解読されていますので,探してみてください.

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尺八池の畔に「尺八池開運松龍辨財天」という,なんともありがたいお名前の小さな祠がありました.弁財天は一般に技芸の仏様として信仰を集めていますので,いやしくも尺八を志す者はお参りするのが良い・・・かな?

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弁財天はインド土着の神様集団の出身で,はやくから仏教活動に参加し,中国での活動を経て日本に渡ってきました.約700年前の室町時代に結成された異分野融合開運活動グループ「七福神」に仏教側を代表して紅一点(注)の琵琶・ボーカルの音楽担当として参加しました.その後現在までグループ活動の傍らソロ活動も続けています.ということで,ここ「尺八池開運松龍辨財天」では祠におられますが,上越市高田の天林寺では仏教を代表して琵琶を抱かれた御本尊として座しておられ,高田瞽女の信仰を集めています.

注:もともとは性別を超越した存在でしたが,中国を経て日本に帰化するまでに女性として活動を始めたようです.

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