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尺八の話題ではありませんが

尺八の話題ではありませんが,ちょっとした驚きを2題

仕事で金沢の近くに行ってきました.

その途中,富山県高岡市の近くでJR列車の車窓からこんなものが見えました.おそらく給水塔だと思いますが,まだ現役なのでしょうか.同様のものを水戸市でも見たことがあります.

Takaoka




主張先は北陸電鉄石川線沿線だったので,仕事が終わってからそのまま少し足を伸ばして,同線の終点にある加賀一の宮,白山比メ神社(しろやまひめ神社,「メ」は口編に「羊」)に行ってきました.利用した駅が鶴来駅(つるぎ)と加賀一の宮駅(終着駅).いずれも建設後80年~90年経っている木造建築で,風情があり,とても良い感じでした.鉄道マニアと思しき若者たちが嬉しそうに写真を撮っていました.なお,同線の鶴来駅~加賀一の宮駅間は今年の11月で廃止になるようです.

Tsurugi_3  

Kagaichinomiya_3

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藤田鈴朗「尺八通解」

古本屋さんで藤田鈴朗(1919, 1929)「趣味研究 改訂 尺八通解」を入手しました.

箱を良く見たら「贈呈」の印がありましたので,著者から知人に贈られたものかもしれません.残念ながら蔵書印・サインはありませんでしたので,持ち主が誰だったかはわかりません.

なかなか読みごたえがあって面白そうです.読みこなすのに少し時間がかかりそうなので,後日に感想を書きます.

とりあえず,ざっと見て,目がとまったところを3点.

1.本曲について
以下の記述がありました.
「此の尺八曲は大体が本曲と外曲との二種に岐れる,順序としては外曲により尺八一切の素養を得,形式を消化し,妙用を得て,それから後本曲に入るである,蓋し本曲は形式を超越した純主観的のものであつて,今それを直ちに筆にするのは却て誤解を招く処がある,よって本著は専ら外曲に関する尺八解説として説述したのである.」
この学習の順は,私が尺八を習い始めたとき(この記述から約60年後)に言われたこととほぼ同じです.でも,今は「そうかな?」と考えています.この違いは何なのかと考えてみたいと思います.

2.バイオリンと合奏
音合わせの方法として;
 尺八の「レ」を,バイオリンの「ミ(E)」 (←「ソ(G)」ではないの?)
 尺八の「り」を,バイオリンの「ラ(A)」 (←「ド(C)」ではないの?)
とのこと.そして,「1尺8寸管を以てしては其調子高きに過ぎ・・・故に専ら1尺8寸管又は二尺管を用いて合奏する」とあります.ピアノやオルガンとの合奏はどうしたのでしょうね?

3.「正格」
「尺八学習者の為めに」の節の初学者が持つべき心がけが書かれていますが,その中の一章が「教師に就いて正格を学ぶ事」です.「正格」はほとんど使ったことの無い単語ですが,目からウロコが落ちるほどの良い言葉です.これからは使っていこうと思います.

正格:規則の正しいこと。また規則にあてはまっていること。(大辞林)
   決まった規則にきちんと合っていること。また、正しい規則。(広辞苑)
正確:正しく、たしかなこと。まちがいのないこと。また、そのさま。(大辞林)
   正しく確かなこと。事実と合っていて少しもまちがいのないこと。また、そのさま。(広辞苑)

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あの頃の私:その2

大学のオーケストラでチューバを吹いてから2年後です.

01

お寺の本堂を借りて内輪の発表会.尺八の連管の向かって左側が私.右は今も親友としてつきあっているS君で,彼はかなり上手かった.私といえばそこそこには吹けていたつもりですが,こうしてみるといかにも不自然な姿勢で,見るからに下手そうです.おそらくその通りでしょう.曲はたしか「黒髪」.暗譜していますね.苦労して覚えた記憶が無いので,きっと若かったために簡単に覚えられたのでしょう.

02

こちらも同じ年に,ステージを借りて,やはり内輪での某女子大筝曲部とのジョイントの発表会.いわゆる「新曲」をやっています.ここでも暗譜しています.このころに熱心に練習したという記憶があまり無いのですが,ひょっとしたら今思い出しているよりはずっと熱心だったのかもしれません.

03

これも同じ年,わが尺八サークルの定期演奏会.リコーダー2本,尺八2本の某現代曲です.私は手前で長管(長さは忘れた)を吹いています.やっぱり,私の姿勢は不自然で見るからに下手そう.この曲はNHK-FMの現代音楽の番組で聴いて,一度で好きになって,作曲者に連絡して楽譜をいただいたという,無謀なチャレンジの結果でした.楽しかった.もう一人の尺八のF君は高校時代からの親友で,去年から尺八に復帰し,明暗を始めました.

あの頃の私...昔話はここで終わりにします.

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あのときの私

昔の写真を整理していて見つけました.あの時の私・・・

34年前の某大学オーケストラの定期演奏会の写真です.最後列右端でチューバを吹いているのが私.当時の流行の長髪です.

演奏曲はワーグナーの楽劇「ニュンベルクのマイスタージンガー」前奏曲.
後ろ姿の指揮者は当時大阪フィルの常任指揮者だった朝比奈隆.

チューバのソロがある珍しい曲で張り切っていたののですが,バランスの悪い楽器で苦労しました.

1975

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フルート

知人の関係者が取材を受けているということで,知人からあるフルートの雑誌(*)を借用しました.その雑誌を読んだところ,その取材記事とは別に,フルートの初心者向けの解説を面白く読みました.

というのは,フルートの場合はすでに標準型が決まっているものと私は漠然と考えていたのですが,どうもそうではないということなのです.

頭管部だけをとっても,リッププレートの形に大きく三種あり,歌口の穴に角型・小判型・丸型があり,歌口の穴の角度も様々とか.当然ながらこれらの違いによって音色などが異なり,アンブシュアにも影響があるそうです.しかも30年単位くらいで流行に変化もあるようです.

フルートですらこうであれば,尺八に標準型が無いのはやむをえないのかもしれません.ただフルートの場合は,このような型の違いがどのような効果をもたらすかということについては標準的な理解があるようです.

*:アルソ出版「The Flute」2009年9月号

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