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伊勢原神宮寺跡を訪問

伊勢原神宮寺跡に行ってきました.このお寺は神奈川県伊勢原市の伊勢原大神宮(伊勢原市伊勢原)の一角にあってこの神社の別当寺としてあったそうです.神宮寺という名前からは神仏習合の宗教の気配がしますが,そのことと虚無僧寺であることの関係は分からないようです.

伊勢原市は大山のふもとにあります.大山は神仏習合の霊山として信仰されて多数の神社・寺院があります.その登山口の参道に伊勢原大神宮があります.

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伊勢原大神宮を訪問してみると,江戸時代末期に残された図とほとんど変わらない建物配置で存在し,その一角に伊勢原神宮寺の石灯籠や石円柱,手水鉢などが,同寺の遺物として大切に並べられていました.

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伊勢原大神宮のすぐ近くにある大福寺に伊勢原神宮寺の歴代和尚の4基の墓があるそうです.こちらも訪問したのですが,残念ながら門が閉ざされていて参拝はできませんでした.

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参考:神宮寺奉賛会(1996)「相模国虚無僧寺 伊勢原神宮寺史」

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宮川如山の虚空

お久しぶりです.

宮川如山の虚空のSPレコード(コロムビア 28422)を蓄音器の生演奏で聴く機会がありました.ノイズがほとんど無いという保存状態の良いSPレコードで,しかも蓄音器は歴史上でも最高水準のものという,普通はありえない幸運で,背筋に汗をかいたくらいに興奮してしまいました.SPレコードは200回も演奏すると擦り減ってしまうという消耗品ですので無理を言えないのですが,それでも2回聞かせていただきました.以下はその感想です.

1.尺八がビンビンに鳴っていました.音の初めの当たりの部分も含め,かすれた風音(息の音)はほとんど聞こえませんでした.
2.演奏が速い.ただしこれは録音時間の制約(表裏で6分余)に合わせたかもしれません.それにしても速かった.長く引いた音は最初のツレーくらいのものでした.じっくり静かに聞かせるという演奏ではありませんでした.
3.ユリは全く無し.甲乙共にチ音だけは例外で,この音だけは必ずユリが入っていました.ウ音はすべて経過音の扱いで,ユリを入れられないほど短い音しかありませんでした.
4.チとツの音高はかなり高く,カリ音から少し下がっただけでした.少し速い旋律の中では,チとツは完全にカリ音でした.
5.チとウの音高の間隔は極めて狭く,したがって,ウはレとり(ヒ)の中間より高かったような気がします.

携帯写真ですので不鮮明ですみません.
Sn390131

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