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尺八演奏動画

英語勉強会でObama演説を使おうということでinternet上で探し,知人に動画サイトからのダウンロード法を教えてもらい,その教示のとおりフリーソフトを使ってその目的は達成できました(就任演説は勝利演説よりかなり難しかった).ついでにそのフリーソフトを使って「尺八」をキーワードにして動画を検索してみたら,あるある,結構な数の尺八演奏動画がアップロードされていました.つらつら見ていると今の時代の尺八界の動きが覗き見えるようです.

が...覗き見えるといえばそのとおりで,アップロードされている動画はillegal peepingと思しきものが多く,深入りするものではなさそうな印象をうけました.

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ある古刹にて

先日,ある田舎町を歩いていて予期せず古刹を訪問しました.もちろん大寺院ではありませんが町の大きさには不釣合いな大きなお寺でした.山門を入り木立に囲まれた参道を行くと,3,4の寺院が並んでいました.さらに進むと数段の石段を2回上がることになり,両側の杉の巨木を過ぎるとその先には深い木立に囲まれた静かな境内があり,木漏れ日の石畳の奥に建立後450年以上たつと言われている茅葺の本堂がありました.本堂の前では風にゆれる木々の音だけが聞こえてきました.ここは...この本堂の前は...尺八本曲を演奏するのにうってつけです.

なんのことはない,このお寺は私の郷里のお寺です.正月に帰省した折,連れて行った愛犬の散歩をしながら,かつてワルガキ友達と忍び込んで遊んだお寺に約40年ぶりに行ってみたというだけのことです.月日が経ちものの見方が変わると,こうも印象が変わるものかと驚いた次第です.

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笛吹き,ホラ吹き,ラッパ吹き

全国的に雪の天気予報になっていながら,不思議にこの地はたいして降っていなくて,今はまだ5センチくらいの積雪です.この程度は「積雪」とは言いません.

高校時代にラッパを吹いていて,かなりイイところまで技術をあげていました.その成功体験を,ひきずっていたとは言いませんが,覚えていました.尺八の音出し方法(=吹き込み方≒アンブシュア)も意識してはいませんでしたがそのラッパの吹き方を出発点にし,それをどのように変更して尺八の方法に合わせるかというやり方でやっていたようです.ラッパの吹き方と尺八(笛)の吹き方が本質的に違うということをやっと実体験したように思います.言葉で記述はできませんが,尺八の吹き方が今の方法でほぼ良いのであれば,たしかに全く違います.考えてみれば当たり前なのでしょうが,唇を使うという点では同じ楽器を体験し,一方に慣れ親しんでいると使い分けは簡単ではありません.両者で何か違うと感じてから1年かかりました.

ラッパの場合は,唇をゴムに例えれば,ゴムの両端を引っ張って緊張状態を作り,そこに空気を吹き込んでゴムを振動させるようにします.尺八の場合,今の私は,唇に緊張状態は全く作らず,唇の開口部(アパチュア)の整形だけに注意を払います.この整形は唇の制御だけではできず,中を流れる空気の外側に向かうわずかな圧力を使った唇の制御でアパチュアの形を作っているように感じます.唇は薄いより少し厚くして,唇の間に空気の通り道の短いストローのようなものが形成されると良いように感じます.これは私の印象でして,尺八家の場合,言っていることとやっていることが違うのは常なので・・・

ともかく,やっとラッパ吹きを卒業して,笛吹きになったような気がしています(「ホラ吹き」は昔から).

さて,明日から月末まで仕事がとんでもないスケジュールになりますので,尺八の方は休眠します.

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年末年始休暇の最後の練習・・・など

ある長さの尺八を吹く場合,それより長い管で練習しておくとその管が吹きやすくなると聞いていました.おそらくそうだろうとは思っていましたが,そんなことをしなくても正しく練習さえすればどの管でも吹きやすくなるはずと信じて,長管での練習は絶対にしないつもりでした.ただこのところ管を持ち替えてそれぞれの管の練習していたところ,長管を徹底して練習した後にはそれより短い管が吹きやすくなることを実感しました.長管を吹く場合の方が唇の開口部を大きくするから・・・・という単純な理由ではなさそうですが,吹きやすくなり,音が出しやすくなり,音も良くなるのですから,それを良しとしましょう.しばらくこの意味も含めて2尺3寸管の練習をして,時々2尺管に戻るという練習をしようと考えています.

元日,友人に,この2尺3寸管で「瀧落」を吹きこなすのが今年の目標と言いました.あまり考えずに会話の流れで言ってしまいました.まあそれも悪くはありません.私の「瀧落」のイメージは月明かりの山奥で水が流れ始め,急流・瀞を経ながら,朝日の中で河口に至る・・・というものです(瀧は無い?).瀞と河口の演奏が私には特に難しいようです.友人にどの「瀧落」かと問われて,京都明暗教会譜と神如道譜を混ぜて良い処取りをするという不遜な回答をしてしまいました.

ところでこの友人によれば,私の持っている(彼も持っている)京都明暗教会譜はしばらく前に絶版になっているそうです.そんな貴重な譜を私が持っていたとは・・・・

吉田晴風・前田佳風「尺八の樂理と實際」(1939)の序文と目次を入力しました.

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尺八とウィンク

左目をつむってウィンクをしながら尺八を吹くと良い音がすることに気が付きました.

そんなことがあるはずが無い.

無いと思うのが当たり前ですが,確かに良い音がします.そんなバカな・・・

いろいろやってみてその理由がわかりました.私は顎を下げて口を開けるとき,顎を右下に斜めに開ける癖があるようです.これが昨秋に顎を痛めた原因か,またはその結果です.一方,尺八を吹きながら左目だけをつむると,私はウィンクが下手なので,顎もわずかに左に寄ります.そうすると顎がまっすぐかわずかに左よりに下がって,結局,口が右へゆがむことが無くなるのです.

いろいろありますね.

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新年,明けましておめでとうございます.

Photo

元日(=昨日),旧友(高校・大学の同窓・同サークルOB)と共に浜松の普大寺跡を訪問してきました.

彼も一昨年から長いブランクを経て尺八古典本曲の演奏に復帰しています.私とは音楽の出発点を共有している友人です.尺八古典本曲を演奏するにあたっての情報を交換し,また思い入れを語り合いました.

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