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尺八演奏のイメージ

少し前から長管を吹きこなそうと苦戦しています.これまでは思うところあってほとんど1尺8寸管でしたが,これをしばらくお休みにして,2尺管,2尺1寸管,2尺3寸管にとりくんできました.これに合わせて吹奏方法も変えてきました.

目指してきたところは・・・・唇を含めて体から余分な力をなくし,唇は息を形作り息の流れを整えるだけ,その結果は・・・・奏者は息を吹き込むだけで尺八でその息が歌口に引っかかって勝手に,自然に鳴り響く,というものです.その音はかすれた音ではなく,流れて行った息がすべて自然に音に変わって響いている感じ,そんなイメージを求めていました.奏者に力みは不要です.大きな低音は太い息を流し込むだけ,弱音の高音(例:大甲)は細い息をゆるやかに吹きこむだけ.力は不要です.吹き込んだ後はその息が尺八の歌口にひっかかって自然に音に変わり,その音が竹管の全長で響く...最近,そのイメージがなんとなく捕まえられるようになったような気がしています.

私はこれまで間違っていたかもしれません.

尺八の音は竹林に吹きこんだ風が(折れた?)竹を鳴らす音・・・という表現は理解できませんでした.尺八の音は竹林のざわめきとは明らかに異なるからです.しかし上記のように,奏者は息を吹き込むだけ,その息で自然に楽器が鳴り響く・・・というのは,この表現に一致するようにも思えます.ただし,その音は竹林の竹の葉のざわめきではなく,固く,(音量にかかわらず)強く,豊かな響きを持った音です.

こんなイメージを目指していて良いのかどうか確信はありません.でも最近になって出るようになったこのような尺八の音が好きです.ということで,このところ尺八が面白くてしかたがありません.

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コメント

>>尺八の音は竹林に吹きこんだ風が(折れた?)竹を鳴らす音・・・

まさに、どこまでも一定の音量で流れていく竹音は、風のようですね。これを遠音が効くというのでしょうか?
横にした円錐でなく円筒のごとく、近くで喧しくなく、遠くでも聞き取れる、澄んだ音色。
理想です。
お互いがんばりましょう!!

投稿: 単管丸 | 2008年9月23日 (火) 10時13分

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