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吉田晴風

また出張みたいなものがあって往復計約5時間の高速バス乗車.先週と同様にこの時間を利用して以前に入手したまま読んでいなかった藤田俊一(1962)「吉田晴風の一生 附尺八芸談」(日本音楽社)を読みました.長い本も興味のあるところだけの摘み読みという悪い癖がこのごろついてしまいましたが,今日もこれでした.

それはともかく,尺八を志して吉田晴風を知らないのはモグリであるとつくづく思いました.そして私はまさにそのモグリでした.私は田舎の尺八吹きですから勘弁してもらいましょう.さて私は必ずしも吉田晴風らの音楽に魅力を感じているわけではありませんが,私の個人的趣味は別として,吉田晴風らは大した仕事をしたものだと思います.楽曲の演奏法解説も転載されていましたが,クレッシェンド・デクレッシェンドの意味まで説明しなければならない時代だったことがわかりました.このような時代での音楽普及活動は本当に大変だったでしょう.

それにしても吉田晴風らの海外活動をみると,戦前の先進的日本人は現代の平均的日本人よりはずっと世界を視野にいれていたのではないかとも感じます.

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