« ストレスと尺八 | トップページ | 豊島与志雄「絶縁体」 »

尺八の密かな楽しみ?

尺八古典本曲の場合,演奏する曲を決めずにテキトウに第一音を出して,次の第二音もテキトウに選んで音を出すと,その音の並びで曲が決まってそのまま最後まで行ってしまうことがあります.根笹派錦風流の曲は最初の3息までで全ての曲が決まります.最初の音を出すときのテキトウ感と,その後に曲が決まるまでの緊張感のバランスに面白いものがあります.布袋軒の「鈴慕」と「三谷」は6息めで曲が決まりますので,どっちにするかを5息の間に考えます.対山派「瀧落」と「虚空」は,最初のツレーを吹き始めた後,右手の薬指を動かしたくなるかどうかが分かれ目です(この一瞬はかなりキンチョウする).

もちろんこれはマトモなやり方ではないので不謹慎と言わるでしょうし,一人の練習時に限られますが,それでも気楽に尺八を楽しむことができます.

|

« ストレスと尺八 | トップページ | 豊島与志雄「絶縁体」 »

音楽生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186472/17760360

この記事へのトラックバック一覧です: 尺八の密かな楽しみ?:

« ストレスと尺八 | トップページ | 豊島与志雄「絶縁体」 »