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吉田梵仙「拈評三百則不能語」

吉田梵仙「拈評三百則不能語」1880年(明治13年)梶田勘助

国立国会図書館の明治時代文献から吉田梵仙「拈評三百則不能語」の普化禅師に関する章を私のHPに入力しました.

この本は全編が漢文です.残念ながら私は漢文が読めません.普化禅師の禅問答が書かれていると何となくわかりますがそれ以上には判りません.とりあえず漢字を並べて入力だけしておきました.

さて,今年国会図書館のHPに追加された関連文献のうち入力できるものはこれで終わりです.また新たに追加されたら検索して入力します.来年後半でしょうか.

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コメント

「人」の下に「十」または「ヤ」、これは「令」使役のシムでしょうか。
「伝灯録」あたりの引用のようにも思えますが、確認していません。
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二十二 鎮州普化和尚。盤山ヲ嗣グ。尋常市ニ入リ。鈴鐸ヲ振リテ云フ。明頭來ヤ。明頭打。暗頭來ヤ。暗頭打。四方八面來ヤ。旋風打。虚空來ヤ。連架打。一日。臨濟或ハ不明不暗來ニ遇フ時如何ト僧ニ捉往シテ云ハ令ム。師拓開シテ云。來日大悲院裏ニ齋有リ。僧回テ濟ニ舉似ス。濟云。我従來這漢ヲ疑著ス。
師云。明頭暗頭。渾身渾人。總ニ是ノ如カラ不ルモ。只半路ニ身ヲ抽クヲ得タリ。縦ヒ來日ト云フモ。未ダ物ニ依リテ己ヲ保スルコトヲ免(ゼ)ズ。普化ノ眞底ヲ知ラント要スヤ。眼晴ヲ瞎却セヨ。

二十二 鎮州普化和尚は盤山のあとを嗣ぐ。普化はいつも市に入って鈴鐸を振りながらこう唱えていた。
「それが明るいところから來れば明るいところで打ち、暗いところから來れば暗いところで打ち、四方八から來ればや、つむじ風のように打ち、空から來れば、竹竿でつるべ打ちにする。」
ある日臨濟は、僧をやって普化和尚をつかまえて、こう言わせた。
「明るいところでも暗いところでもないところから來たらどうするのですか」。
普化和尚は僧を突き放して言った。
「明日、大悲院裏で齋が有るから飯にありつける」。
僧が帰って臨濟に報告すると、臨濟は言った。
「私は以前からあの男をただものではないと思っていたんだ」。
(ここまでは臨濟録異本からの引用。以後はこの話に付けた後世の解説でしょうか、正確には読めていません)。
師は言った。明頭とか暗頭とか、全身全霊で努力するということではなくても、只、道端に突っ立っていればいいのだ。明日がどうのこうのと言っているが、これでは、未だ目の前の物にこだわって自我にとらわれているだけだ。この話の上っ面に捉われずに普化和尚の本当のところを理解しなければならない。眼を見開いて良く見なさい。
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私も漢文が分かりませんが、こんな感じでいかがでしょうか。

投稿: ペリー | 2007年12月10日 (月) 05時17分

ぺりーさん,ありがとうございます.

差し支えなければ,読み下しの部分を私のHPで引用させていただきます.

以前,虚無僧の世界で見つけた,いわゆる「漢文」を中国人に見てもらったことがあります.「読めるけれど,古い中国語」とのこと.そりゃそうです,「漢」の文法を模したのなら2000年ほど前の文になります.この文も,中国人に見てもらうのも面白いと思いました.

投稿: Yatou | 2007年12月15日 (土) 11時14分

勿論、そのままでも、改変してでもご自由にお使いになって大丈夫です。

上村雪翁の「尺八雑曲集」に「竹調」がはいっていますね。
「尺八独案内」の「竹調」より長くなっているようです。

竹調
ウーー。フーー。ヤフー。ヤーイーヤフー。ホウーローエホーフー、ヤーイヤフー。フヤーエーウーー。タヒヤ、ヒヤエーウ。ウエヤーヒーヤーエー、ウエヤウエウホーフー。ヤーイヤフー。フヤーエーウーー。

明暗譜に直すと、

レーー。ロー。ハロー。ハーイーハロー。ツレーロツーチツーロー、ハーイハロー。ロハーチーレー。ヒフハ、フハチーレ。レチハーフーハーチー、レチハレチツーロー。ハーイハロー。ロハーチーレー。
(ヒフハ=e♭ or c、d、c)

フホウ譜の読み方は上村雪翁の説明も混乱があるし、分からないところだらけなんですが、だいたいこんな感じでしょうか。括弧は琴古表記。

フ(ロ)、ホ(ツ)、ウ(レ)、エ(チ)、ヤ(リ)、イ(イ)、ヒ(四五ハ)、
タ(二四五ハ)、ラ(レチ)、ル(ウ)、レ(ツレ)、ロ(ロツ)、

ロは一孔打でdの音が短く入る(ラ、レもこれに準ずる)表記のようなのですが、dを延ばすような吹き方を許容するのであれば「竹調」もそれらしくなるのですが…。
ホはeが標準のようですが、fやeフラットになる場合もありそうです。
ヒは甲音ならeフラットですが、乙だとどうなるのか、乙音でヒは使わないのか、わかりません。

以上も、そのままでも、改変してでも、よろしければお使い下さい。
Yatou さんや他の方の考えも伺いたいです。

投稿: ペリー | 2007年12月18日 (火) 19時19分

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