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戸隠で

紅葉を楽しもうと戸隠奥社に出かけてきました.残念ながら戸隠では紅葉の時期はすっかり過ぎていてもう冬の始まりでした.インドア系の愛犬を連れていたので2キロの坂を登って奥社までは登れませんでした.それでも愛犬をはげましながら山門をすぎて法燈国師母公祈願観音堂跡の入り口までは行ってきました.この手のことに全く興味のない同行者をダマしながらともかくそこまではたどり着きました.折角なので同行者に法燈国師と虚無僧の説明を始めたのですが半分も聞いてくれない・・・まあ伝説なのでそれでもいいか...

戸隠奥社では明治初期までは山門を過ぎたところから僧坊が並んでいて興勢を誇っていたようです.法燈国師の母もそういう場所にお参りしたのでしょう.今は石垣と一部の僧坊の礎石だけが残っています.当時,おそらく「仏教」+「神道」+「修験道」の信仰が行われていたのだろうと思いますが果たしてどのような信仰だったのか.私どもになじみの深い「一音成仏」という言葉の「一音」を「般若心経」という言葉に置き換えたような信仰じゃないかと推測をしているのですが,さてどうなのでしょう.そうはいっても戸隠奥社は不思議な印象を受ける場所で,その前に立っていると,そこにいろいろなものが集まってきて静かに空にたち上っていっているような印象をうけるところです.ここが信仰の場所に選ばれたのは私は理解できます.

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コメント

戸隠は40年弱前に大学のクラブ合宿で行きました。民宿から奥社までかなり歩いた記憶があります。当時は人里離れた鄙びたところでした。

投稿: しんた | 2007年11月 5日 (月) 06時26分

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