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中島吉太郎編「琴と笛」

中島吉太郎編「琴と笛」1902年(明治35年)田沼書店

国立国会図書館の明治時代文献から中島吉太郎編「琴と笛」の尺八の記述を私のHPに入力しました.

当時の学校教育のための理科資料として編纂されたと緒言にあります.
「本書第一編に於いては東西の楽器の構造を説明し,第二編に於いては各楽器の歴史を叙し,第三編に於いては第四編の音楽の理論を理解するに必要なる音楽学の大要を述べ,第四編に於いては西洋音楽の理論の初歩を解説し,以て第五編の各楽器の合奏法を説明する準備を与えたり.」

本のタイトルは「琴と笛」ですが,記述の範囲は広くてオルガン,バイオリン,三味線,ピアノ,月琴,篠笛,明笛,尺八,一節切,銀笛,笙,篳篥,手風琴,太鼓,鼓,和琴,一絃琴,八雲琴,二絃琴,胡弓などについて記述されています.説明は当時としては判り易いものだったろうと思います.

著者は音楽学の草分け上原六四郎の弟子とのことです.

ところで,かなりの紙数を費やしている銀笛(フラヂオレット)とは何ぞや? 6孔の金属製の縦笛とのこと.「其の構造は既に読者の熟知せらるる如く簡単なればここには述べず」という記述は不気味.そういえばフルート,リコーダー(ブロックフレーテ)の説明文が無いけれど? ケーナは7孔で金属製ではないし...

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フラジオレット で、WIKIに出てました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88_%28%E6%A5%BD%E5%99%A8%29

投稿: しんた | 2007年11月18日 (日) 16時41分

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