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小川儀蔵「尺八獨稽古」(西園流)

小川儀蔵「尺八獨稽古」1891年(明治24年)

5月ころにこの本を紹介しましたが,この中に尺八製作法が書かれていましたので,テキストとして紹介します.
http://homepage3.nifty.com/umiosa/literature3/ogawa.htm

所謂「十割法」と「九割半法」が紹介されています.どちらが良いと云うのでなく,両方紹介されていますが,どちらを採用するかで音律が違ってくるはずで,それでもどちらでも良いのでしょうか? また,管長に対する孔の位置として製作法が紹介されていますが,音律の調整については全く言及されていません.「正確な位置」に孔をあけることが「合式」で,音律を合わせることは重要ではなかったのでしょうか? とても不思議です.

さて,以前に紹介したとおりこの本には「山夜」,「戀慕」,「瀧落し」,「鶴のすごもり」の4曲の本曲の譜が紹介されています.外曲として地唄の譜が9曲紹介されていますが,いずれも中伝以上の本格的な曲です.

著者は愛知県犬山町(たぶん今の犬山市)在住です.そこで,ひょっとしたらと考えて先日のろめいさんがblog(日曜虚無僧)で紹介されている西園流「三谷」の演奏と比べてみたところ,そのとおり,西園流の譜でした.

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