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雨の連休は読書

最新刊の小方厚「音律と音階の科学」(講談社ブルーバックス)を入手して読みました.ピタゴラス音律,純正律,平均率,音の協和,和音,コード進行・・・などについて,アマチュアによるアマチュア向け解説で,私にとっては類書の中で最も判りやすい本でした.これまで何となく疑問に思っていたことで初めて理解できたことが幾つかありました.お薦めの一冊です.

民族音楽についても一章がありました.そのタイトルが面白くて,「民族音楽に理屈を付ければ」,サブタイトルが「当事者には無縁な理論だが・・・」.そのとおりでしょうね.虚無僧尺八本曲の音律はここに入ります(が,言及されていません).

私が琴古流で尺八を始めたころに地唄を合わせていただいた先生は,譜を使わずに口伝で習った方だったので,西洋音楽で育った私としては,常識と思っていた12音と違う音高で音が演奏され,また譜の上では同じ音でも旋律の中で音高が変化するなど,かなり戸惑った記憶があります.もちろんその先生の演奏が地唄の伝統として正しいことはすぐにわかりましたが,地唄に興味が持てなかったので,結局,身につきませんでした.惜しいことをしたものだと思います.

伝統

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