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海底古木(の中の竹)

7月16日の中越沖地震のあと,震源地に近い柏崎市から出雲崎町の海岸に古木の切れ端が大量に出現しました.調査によってこれは縄文時代中期から後期(3100年から6500年前)の木が海底に埋まっていたものであることがわかりました.新潟県がこれを配布してくれるというので,早速,出かけてもらってきました.古木の多くは10~20cmに折れ,削られて丸みを帯びていました.当時の大災害で一気に流され,土石流の中で削られ,海底深く(数10m)土と共に沈んでいたと考えられます(他の推定もありえる).地震によって長い眠りからさめて出現したのです.地史のロマンです(と,感じるのは私だけ?).ただかなり風化していて,空気に触れて乾くと崩れてしまいそうです.

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ところでその中に竹を見つけました.縄文時代の竹? と,尺八吹きの私は一も二もなく拾ってきましたが,よく考えれば,マダケは中国原産の帰化植物なのでおそらく縄文時代に国内にはマダケは無かったはず.地震のどさくさの中で海底古木といっしょに海岸に浮いていて,まとめて陸揚げされたものでしょう.残念...

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