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毎日写真グラフ記事

毎日新聞のフォトバンクで「虚無僧」を検索すると,1951年12月20日の写真雑誌「毎日写真グラフ」に虚無僧の記事があることがわかりました.同年の11月19日に京都市で撮影撮影された虚無僧(たぶん3人)の生活と托鉢の写真記事です.

「毎日フォトバンク」

実際の写真はそのHPで見てもらうことにして,11枚の写真の概要は次のようなものです.

1.月に二回,明暗協会に虚無僧たちが集る.
2.虚無僧は観光客の集まる場所にも出かける.
3.家で尺八を作り,指南している専業者.
4.旦那さんは会社員,奥さんが琴と長唄の先生.その余暇に托鉢に出る女虚無僧.
5.子供を近所に預け,食事の用意をしてから托鉢に出かける女虚無僧.
6.托鉢の後,わが家に帰ってきて初めて母の笑顔を見せる女虚無僧.
7.奥さんが入院して四人の子供の面倒を見る虚無僧.托鉢が終って夕食を買って帰る.
8.普通の家ではあまり歓迎されないが,商売人は「吹き込む」として虚無僧の来るのを喜ぶ.
9.街頭に立つ傷痍者に出会うと,托鉢した金を割いて反対に恵む.
10.虚無僧と会ったときの吹き合わせのエチケット.
11.京童は虚無僧姿をあまり怖がらない.

ところで,この人たちは何のために虚無僧姿で托鉢をしているのでしょうか? 仏教の修行や普及のためとも思えないし,演奏という演芸の対価としてお金を受取ってるとも思えません.自分の生活費の足しにしているような文脈にも読めますが...??

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コメント

虚無僧というものが現代人が考えるようなロマンのあるものではなかった、ということではないでしょうか。門付けで喜捨をもらってそれで食をまかなっていた、というのが職業としての虚無僧だったのでは。

投稿: しんた | 2007年4月 5日 (木) 13時37分

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